Road to 管釣りモンスター
前回に引き続き、さいたま水上公園 釣行 with 甥っ子K 後半戦です。
前半戦ははこちらから。
さらっとまとめると・・・。
今日のさい水は、2日前に放流が入ってはいますが、安定のマッディウォーター。
マス君は、全く確認できません。
まずは、自作フェザーからスタート。
自作フェザーの記事は、こちらから。
さい水で実績のある自作フェザーで、管釣りにハメようという計画。
今年一番の最重要任務ですね。
ここで甥っ子Kが一言。
管釣りの基本はスプーンじゃないの?
す、鋭い質問に背筋が凍ります。
これは、前回の釣行 で、私が言った言葉。
スプーンで釣れもしない私が、調子に乗って放った一言です。
何と記憶力のいいお子様なのだ。。。
きっとご両親の育て方が良かったのだろう。
残念ながら私のスプーンスキルは、10段階中 LVEL 2。
朝霞ガーデンで、彼の釣果を目の当たりにした私には、もはや教えることなどありません。
逆に私に教えて欲しい。。
立て続けに、甥っ子Kより質問が・・・。
何匹釣ったら合格?
10匹だね。
予期せぬ質問に、何も考えずに10匹と答えてしまった私ですが、彼の熱意を感じます。
これは、前回失敗した熱血指導も、今回に限っては吉となるかもしれません。
今日の彼は 燃えて いる、そして私は 萌えて いる。
積極的に、指導していきましょう。
釣り場のマナーから始まり、フェザーの使い方・・・、そして 上手な嫁の扱い方 までレクチャーします。
早く釣りがしたくて上の空の甥っ子Kも、嫁の扱い方だけは、しっかり聞いていました。
よくわかってらっしゃる。
今後の管釣り人生を楽しむためには、とても大事なことです。
初心者には扱いづらいエステルラインに苦戦しながらも、黙々とキャストを続けます。
すると、開始10分ほどでしょうか。
からのバラシ。
そして、またバラシ。
針先が鈍っているのかな。。。
そんな時は、フックシャープナーでささっと研いでみましょう。
フェザーは、フック交換できませんからね。
針先と心を研ぎあげ、リスタート。
すると、今度はしっかりフッキングも決まり、甥っ子K ファーストフィッシュ。
甥っ子K、ハシャギます。
私は、心の中でもっとハシャギます。
次第にアワセのコツも掴み、釣果を重ねていきます。
そして、開始1時間半ほどでゴール達成。
つ抜けを達成した頃には、リリーサーの使い方までマスター。
途中、ライントラブルにも見舞われますが、順調すぎる滑り出しです。
これは本当に神の子なのでは・・・。
興奮が止まりません。
となれば、さらにハードルを上げてみましょう。
・目標 20匹
・ラインでアタリを取る
dera のスパルタ指導が続きます。
ラインでアタリを取る
ラインの変化を見極めて、アワセる。
難題であり、釣果に直結する管釣り界の最終奥義。
しかし、これは口ではうまく説明できません。
なぜなら・・・。
私自身がよくわかってないからですね。
そこで考えた末に編み出した方法。
それは・・・、
管釣り二人羽織!!
その名の通り、甥っ子Kの後ろから、わたくし dera が操作します。
これは我ながらナイスアイディア。
コロナ禍で接触がご法度なこの時期、家族だからこそできる必殺技です。
周囲の熱い視線を感じますが、気にしません。
いくぞ~~~!!
・・・・・・・。
・・・・・・・。
1投で終了。
甥っ子K、ガタイが良すぎてうまく動かせない・・・。
作戦変更。
真横に陣取り、ラインの変化を見て声をかけます。
「キタ、キタ、キタ」
「キタ、キタ、キタ」
時折、「ミナミ、ニシ、ヒガシ」という、うざいギャグもはさみますが、完全無視をいただきます。
管釣りモンスター候補生は、集中力が違います。
しかし、その熱意とは裏腹に、なかなか掛けることができません。
ラインでのアワセに苦戦しながらも釣果を重ね、終了時刻までには15匹の釣果。
ここで、甥っ子Kにお伺いを立てます?
お時間ですが、延長しますか?
延長でお願いします。
嬉しい延長宣言いただきました。
どうしても、20匹を達成させたいご様子。
甥っ子よ、おじさんは嬉しいぞ!!
しかし、時刻も10時を過ぎると、極端にアタリも減ってきます。
お隣の上級者らしき管釣ラーと、これまた隣の甥っ子はコンスタントに釣っています。
そんな中、間に挟まれた私は、安定の素振りを続けます。
頑張れ自分・・・。
そんな私を尻目に、甥っ子Kの釣果は続きます。
延長から30分ほどで、目標達成。
放流週 と フェザー のアドバンテージを差し引いても、この釣果はたいしたもんです。
その後、さらに追加して終了。
すごい、すごいぞ!!
今度教えてもらおう。。。
受付で延長料金を支払い、大満足で釣り場を後にします。
ちなみにさい水の延長料金は、超破格!!
子供 3時間券と1日券の差額は、税込 ¥320-
夜の街関連で延長したら、福沢諭吉先生がフライ・アウェイしますからね。
まとめ
今回は、放流週の さいたま水上公園 釣行。
甥っ子Kを管釣りモンスターに育てるべく、今回も指導に熱が入りました。
最終目標の20匹も達成し、管釣りモンスターの片鱗を垣間見ることができました。
釣りを趣味のひとつにしてくれたら、おじさんとしてこんなに嬉しいことはありません。
帰りの車中も、釣りトークで盛り上がります。
今日は2人で50匹くらい釣れたね。
むむ?
50匹 ー 23匹(甥っ子釣果)= 27匹 (dera 釣果??)
甥っ子Kよ、おじさんはそんなに釣れてないぞ〜〜〜!!
隣で私の貧果を見ていたはずなのに、おじさんを立ててくれるなんて・・・、よくできたお子だ。
え?
実際 deraくんどうだったの??
聞かないでください。貧果がうつりますよ。。
では最後に、恒例となりました「嫁のご機嫌いかが?」シリーズで締めくくりましょう。
さい水を満喫した凸凹コンビは、空腹に耐えながら家路を急ぎます。
お昼どこかで食べてく?
お昼用意してくれてるかもしれないから、まっすぐ帰ろう。
なんと心優しい。
dera 感激。。
帰宅し、ひと通りの釣果報告をしたところで、嫁に問います。
お昼あったりする?
ない!!
家政婦じゃないから。。
・・・・・・。
・・・・・・。
その後、私の男料理がテーブルに並べられましたとさ・・・。
今日も我が家は平和です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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