皆さん、早速ですが、”フリームス” ってご存知ですか?
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ドラゴンボール フリーザの部下?
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ホンダのコンパクトカー?
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違います。
管釣り界で、フリームスと言えば、日本の釣り具メーカー”ダイワ” が発売するスピニングリールの事ですよね。
ダイワ ’18 フリームス LT2000S
フリームスは、2018年からダイワのNEWコンセプトL&T(ライト&コンセプト)をまとったリールとしてデビューしました。
Light = 軽く
Tough = 強く
ダイワのリールは、旧モデルもNEWモデルもLT化が進み、コスパに優れ、精度の高いリールへと変化していってますね。
ダイワ フリームスは、そんなLT化の恩恵をうけたリールです。
価格帯的には、実売 ¥12,000- 前後 ※(2020年4月現在) のエントリーモデルとなります。
サイズ・スペックによるバリエーションも非常におおく、1000番~6000番までと、実に16種類のバリエーションモデルが存在します。
ダイワの汎用リールの中でも、バリエーションは豊富です。
外観は、シルバーのボディにゴールドのハンドル、ガンメタのスプールとシックで落ち着いたカラーリングです。
全体のカラーは、’20ルビアスに近いですね。
’20ルビアスのレビューはこちらから ↑
今回は、管釣りでのリールにジャストな、LT 2000S をご紹介します。
スペック
’18フリームス LT2000S スペック
巻き取り長:68cm
ギア比 :5.3
自重 :190g
最大ドラグ:5kg
ベアリング:5/1
メーカー希望小売り価格 ¥16,300-(税抜き)※2020年4月現在
ちなみに同じ番手の先代 ’15 フリームス2004 は、
巻き取り長:64cm
ギア比 :4.8
自重 :250g
差大ドラグ:2kg
ベアリング:4/1
メーカー希望小売り価格 ¥15,800-(税抜き)
made in は、
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ベトナム でした。
数字上の一番の違いは重量、同じ番手で 60g の差!!!
驚異的な軽量化に成功しています。LTコンセプトを具現化しています。これは大きなアドバンテージです、軽いは正義ですからね。。巻き取り長の違いは、ギア比が異なるのでその差ですね。※ギア比 = ハンドル1回転で、スプールが何回転するか
最大ドラグも 2kg → 5kg と2倍以上になっています。
ベアリングも、+1なのでしっかり進化しています。
各部詳細
細かくチェックしていきましょう。
・AIR BAIL(エアベール)
ベール(細い棒部分)が、シマノと比べると太く、ラインローラー(ラインの引っかかる部分)まで、なめらかな形状のため、スムーズに巻きだせそうです。ただ、一部段差があり、シームレスってわけではないですね。
・ツイストバスターⅡ
ラインローラーにテーパー(角度)をつけることで、スムーズにラインローラーにラインがかかり、糸よれが軽減されます。
マグシールド
マグシールドとは、リール内部のオイルに磁性を持たせる事で、強力な油膜をつくり、海水や異物の侵入を防ぐもの。ダイワではおなじみですね。
一般的に、マグシールドの有無で巻きの軽さが変わると言われています。
・マグシールドなし:巻きが軽い
・マグシールドあり:巻き抵抗が増える
釣りのように淡水専用で使うだけなら問題ありませんが、「備えあればなんちゃら」って言いますから、ありがたく受け入れましょう。。
・AIR ROTOR(エアローター)
U字型の部分ですね、独特な形状で強度を維持しつつ、極限まで肉抜きし軽量化を実現。
まぁ、歪みますけどね 。。
・Long-Cast-ABS
スプールの上部の形状が変更され、飛距離UPやバックラッシュが軽減されるとのこと。
’17セオリーと比べてみました。
ダイワ ’17セオリーについては、こちらから↓
確かに形状に違いがあります。セオリーは、上部(金色部分)が1段、フリームスは、2段構造になっています。
個人的には、モデルチェンジでの恩恵をうけたのは、ドラグノブの大型化 と ラインストッパーの形状変更 ですね。
・ドラグノブ
大型化されたことで、ファイト中でもドラグの調整が非常にやりやすい。
そして見た目がGoodです。
・ラインストッパー
LT以前のモデルは、非常にラインが掛けづらくストレスでしたが、この形状になりストレスフリーになりました。
こうゆう細かいところって大事ですよねぇ~。
重量
各部重量みていきましょう ※実測
本体 192.7g ※PEライン(アーマードF+)含む
スプール 26.1g ※PEライン(アーマードF+)含む
ハンドル 18.1g ※ザイオンハンドルノブに変更
ザイオンハンドルノブについてはこちらから ↓
軽めですね。。
ちなみに、ハンドルはガタの少ないねじこみ式です
使ってみて
実際に1シーズン使ってみてのレビューです。
Goodポイント
・軽い
・巻きも軽い
・飛距離が出る と感じる
・ドラグの滑り出しも無問題
・安くないけど、そこまで高くもない
Badポイント
・強さ
引きの強い魚にたいしては、巻き取りにくく、ファイト中「たわむ」ってわけじゃないですが、プラスティッキー感がある
・ゴールドのハンドル・・・
※個人の見解です。。
もちろん、上位機種に比べると、劣る部分はありますが、この価格でこれだけの性能ならば言うことなしです。
ストレスなく、釣りを楽しむ事ができました。
結果 ◎ です。
’18フリームスはダイワの中ではエントリーモデルの位置づけ。
実売価格も ¥12,000- 前後(2020年4月現在) ですが、非常にコスパがよく LT化されたことで、素晴らしい進化をとげたリールだと思います
以上、”ダイワ ’18フリームス LT2000S ” でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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