
みなさん、早速ですが、AIR と聞いて、何を 想像 しますか?
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i pad air。
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く、空気・・・。
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違います。
管釣り界で Air といえば、ダイワ ルビアス エアリティのことですよね。
ルビアス エアリティ
ルビアス エアリティは、ダイワから発売された 2021年 最注目のスピニングリール。
発売前から、ザワついていましたね。
・ルビアスって名前なのに・・・。
・イグジストの廉価版?
・あれやこれや・・・。
ダイワの汎用スピニングリールの中では、イグジストに次ぐモデル。

今回ご紹介のモデルは、アジング・エリアトラウトなどのライトゲームにオススメの FC LT1000S-P
管釣り3年目の dera 目線で徹底解剖。
釣りはイマイチでも、視力は 2.0 なのでご安心ください。
早速チェックしていきましょう。
ルビアス エアリティ FC LT1000S-P
ルビアス エアリティのラインナップの中では、最小番手の1000S-P

ちなみに、P は パワーギア(ローギア)の略ですね。
箱は高級感漂う、漆黒のBOX。

悪そうな匂いがプンプンします。

同梱物はリールケースと取説。
リールケースは、高級感があります。

全体感
カラーリングは、ガンメタ を基調とし、オレンジゴールド の差し色がアクセント。


ゴールドの色味は、プレッソゴールド に近いですね。
HP画像で見るより、だいぶダークなカラーリング。
もっと、シルバーシルバーしてるかと思ってました。
ぱっと見、プレッソLTD かと思いました。
個人的には、大人な雰囲気でGOOD。
ルビアスの名を背負ってますが、実際どうでしょうか?

スペック
簡単にスペックを。

【SPEC】
巻き取り長:61cm
ギア比:4.8
自重:150g
最大ドラグ:5kg
ハンドル長:35mm
ベアリング:11/1
価格:¥57,000-
スペックだけ見ると、ルビアスを名乗ってますが、ほぼイグジストですね。
気になる MADE IN は、
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JPAPAN

JPAPAN
ありがとうございます。
重量

各部重量をチェックしていきましょう。
※ LT1000S-P
ダイワ史上最軽量を謳ってますが、その実力はいかがなものか。
総重量

149g
うん、合格。
スプール

20.9g
ちなみに、同じ1000番のバリスティックのスプールも計ってみましょう。
※ スプール内ベアリング追加済み

19.5g
その差、 1.4g
むむむ??
バリスティックの方が軽いのか・・・。
ハンドル

12.8g
ハンドルはだいぶ軽量化されました。
※ 35mm
バリスティック1000純正 35mmハンドルは、

15.3g
※ ザイオンハンドルノブに換装
ここはさすがにエアリティの勝利。
スプール
エアリティのスプールは、20ルビアスとの互換性はありません。

SLPワークスから販売されている替スプールの適合は、イグジスト・セルテート用の SLPW EX LT スプール となります。
Daiwa SLP WORKS(ダイワSLPワークス)
Daiwa SLP WORKS(ダイワSLPワークス) スプール SLPW EX LTスプール 2000SS スピニングリール用 リール
ルビアスとは名ばかりです。。。
ハンドル
ハンドルは、なかなか特徴的な形。
本体も肉抜きされ軽量化。

そして驚いたのは、ハンドルノブ。

ダイワの一般的なハンドルノブに比べて、丸みを帯びたシェイプ。
そして、ハンドルノブキャップはなし。ネジが丸見えです。

新規でキャップは作らなかったようですね。
ここは残念賞ですね・・・。
ベアリング
ベアリングは標準で、11BB。
ちなみに、イグジストは12BB、20ルビアスは、9BBです。
エアリティは、スプール受けがプラカラーなので、ここをベアリングに交換すれば、MAX12BBになりますね。

エヌエムビー(Minebea Mitsumi Inc.)
ミニチュアベアリング 【NMB】 ステンレス 開放形 DDL-1170 677 内径7mm×外径11mm×幅2.5mm (2個入り)
DDL-1170
ルビアスエアリティのベアリング追加に関して、釣り仲間のうーちゃん氏も記事を書いています。
5匹/時間

スプール受けとクリックホルダーのスペースの隙間を埋めるために、ベアリングサイズを変更するというもの。
なるほど!!
これは興味深いですね。
うーちゃん氏はリールへの造詣が深く、いつも参考にさせていただいています。
逆回転ラッチ
20ルビアス同様、逆回転ラッチはオミット。

このラッチを排することで、さらなる軽量化・防水性UPにつながっているようです。
個人的には、大賛成。
巻き心地
さあ、誰もが気になる巻き。
箱だしで巻いてみると・・・。
重い。。。

バリスティックと比べてみましょう。

お、重い。。

ま、まあグリスが馴染んでないってことですかね・・・。
マグシールドもついてるし・・・。
そのうち軽くなるでしょう。
IOS-01 でも垂らせば、もうちょっと軽くなりますかね??
巻き出しは重さを感じますが、巻いてしまえば非常になめらか。
俗に言う、ヌメヌメ ってやつですね。
これは、わたくし初体験。
バリスティックは、スカスカする乾いた巻き感。
エアリティは、ヌメヌメのヌルヌルです。
同じ価格帯で、巻き出しの軽さを重視 するならば、ヴァンキッシュをオススメしますね。
使ってみて
先日、管釣り東大 朝霞ガーデンで使ってみました。

使用ラインは、
PE 0.06号 + リーダーフロロ 2.5lb
※ サージェンスノットで結束
ドラグ
ドラグは250g程度に設定。

ファイト中は、ダイワのATDらしい一定の出方で安心。
ドラグ調整もピッチが細かいような気がします。
40UPの大物にも余裕を持って対応できましたね。

そして、ドラグ音は大きめで高音。
19バリスティック、20ルビアスと比べても大きく、個人的には嬉しいところです。
巻き心地
さあ、肝心の巻き心地。
筆下ろしまでの間、暇さえあれば自宅で巻いていたので、巻き出しもだいぶ軽くなりましたね。
ただ、手持ちのバリスティックと比べると巻きの軽さは、バリスティックに軍配が上がります。

やはり、マグシールド の影響ですかね。
しかし、巻き出してからのヌメヌメのヌルヌル感は非常に心地よく、シルキー という言葉がぴったり。
巻いていて、気持ちが良いリールです。
巻きは軽くてなんぼ!!
と思ってましたが、このシルキーさは癖になります。
20ルビアスも、マグシールド搭載なので巻き感は重めですが、エアリティは重めですが滑らかで、濁ってません。
これは、箱出し状態よりも好印象。
陳腐な例えをすると・・・。
・バリスティックFW = 軽さ(巻き)重視のレーシングカー
・ルビアスエアリティ = 高級セダン
ですね。
剛性
本体の軽さばかりがフォーカスされるエアリティですが、剛性も素晴らしい。
金属製(マグネシウム)のモノコックボディで、ファイト中もタワミやガタはありません。
やはり、ギアの大径化と金属ボディによるところが大きいですね。。
あくまで、私のツリウマレベルでの場合ですが、大きなマス君とのやりとりにおいて・・・、
バリスティック = ハンドルを回す時にカクつくことがある
エアリティ = カクつきは皆無
剛性の高さとパワーを体感できます。
ルビアス エアリティまとめ
今回は、ダイワから2021年に発売された、ルビアス エアリティをご紹介しました。
淡水専用ではないので、巻き出しは決して軽くはありませんが、それを上回るシルキーさが手に入ります。
巻き感に関しては好みは分かれるかと思いますが、個人的には アリ ですね。
スピニングリール1つとっても、それぞれイロがあり面白いものです。
ただ、上を見たらキリがありません。
管釣りタックルの中でも、リールの散財沼はかなり深いので、お気をつけください。
ご使用は計画的に・・・。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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コメント
derasanさん。こんにちは。
21ルビアスエアリティ、巻きは重いですよね(笑)。
先日朝霞ガーデンに行ってきましたが、クランクは楽でした。プラシーボの可能性が高いですが、クランクの早巻き等はやり易い気がします。
スプーンは15ルビアスの方が楽だと思いました。15ルビアスの方が自重がある分、巻く時にタックル安定感があるし、ローターが重いので回転慣性が効きます。スプーンの一定巻きは15ルビアスの方がやり易い気がします。
しばらくは、スプーンは15ルビアス、クランクは21ルビアスエアリティを使ってみようと考えています。
うーちゃん 様
こんばんは。やはり重いですよね。
私も最初は、んん? これが正解なのかわかりませんでした。
15ルビアス良さそうですね。ちょいちょい探してるんですが、値が落ちませんよね・・・。
しばらく使い込んでみてどうなるかが楽しみです。