みなさん、早速ですが、フライ ってご存知ですか?
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SMAPの名曲!
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揚げ物!
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違います。
管釣り界でフライといえば、毛ばりを使ったフライフィッシングのことですよね。
フライフィッシングとは?
そもそも フライフィッシング とはなんぞや? ですが、
起源は15世紀頃 ※ 諸説あり、イギリス貴族の遊びから始まったものとされ、日本では、1902年に栃木県日光市の湯ノ湖にマスを放流して、釣りを楽しんだ事が始まりとされている。
管理釣り場でも、フライフィッシングが可能な釣り場は多く、奥も深く釣果も良いことから人気の釣法です。
ただ一方で、独特のタックル・キャスティング・フライなど、挑戦したくてもなかなかハードルが高い と思われている方も多いのではないでしょうか?
フライフィッシングで検索すると・・・
・自然観察
・キャスティング
・フライタイイング
・フィッシング
フライフィッシイングの 4大要素 なるものが出てきます。
これを見ただけで、あわわわわww..
となりそうですが・・・・。
今回はあまり難しく考えず、お手軽・簡単 をテーマに、ライフィッッシングをご紹介します。
意外と 低コストで簡単 に始められますよぉ。。
ルアーとフライの違い
管理釣り場において、ルアーよりフライの方がよく釣れるという話を聞くことがあります。
そもそも、魚は ルアー や フライ になぜバイトしてくるのか??
ルアー:エサとして・興味本位・縄張り意識・反射(リアクション)的にバイト
フライ:エサとしてバイト
フライは、エサに近い形状・素材を使っています。
素材も鳥の毛や動物の皮など、実際に魚が普段から口にするものが多く、ナチュラルに食性に訴えることができるのでしょうね。
もちろん、フライよりもルアーの方が有利な状況はあります。
しかし、スレた魚の多い管理釣り場においては、フライフィッシイングが有利な場面は多いですよね。
フライ タックル
早速ですが管理釣り場用のタックル紹介です。
※ 今回は管釣り用に限定します
また、フライフィッシングの中にも、ドライ・ニンフ・リトリーブ・ルースニング など釣り方は多いですが、簡単に始められる ルースニング(ウキ釣り)に絞っていきますね。
ルースニング とは、一言で言うと「ウキ釣り」です。
ウキを支点にフライを水中に漂わせます。
アタリはウキに出るので、初めてでも釣りやすいオススメの釣法。
安価なタックルで十分
フライフィッシングに関しても、タックルはピンキリです。
わたしは入門用の 安価なタックル を使ってますが、問題なく楽しめてます。
テーマは お手軽・簡単!
ロッド
ロッドは硬さと長さだけ注目しましょう。
硬さ
フライロッドの硬さは 数字 で表します。
#1(柔らかい)>>>>>> #10(硬い)
管理釣り場では、#4・#5 あたりがスタンダードとなります。
#5 であれば、ある程度の大物にも対応できますし、キャストしやすいのでオススメです。
長さ
8フィート前後 が汎用性も高く、長すぎず短かすぎず使いやすいですね。
あとは、好きな色・デザインでOKです。
「えっ?? それだけ?」
「はい、それだけです。」
お手軽・簡単ですからね。。
ちなみにわたしは、MAX CATCH Extreme という中国製のロッドを使っています。
価格も¥5,000- 弱で、2年くらい使ってますが調子いいですよ。
リール
フライフィッシングにおけるリールの役割は、ただ単にラインを収納しておくためだけ。
なので、リールは自分の巻いたラインを巻き取れるだけのキャパがあればOKです。
※ リールを使ってファイトするときもあるので、一応ドラグは付いていますが、私は一度も使ったことがありません。
糸巻き量に余裕のある、ちょっと大きめサイズ を選ぶとGOOD。
種類もアウトスプールやインスプールなどありますが、気にせずいきましょう。
安いもので十分。
浮いたお金で釣りに行きましょう!!
ライン
フライフィッシングのラインシステムは 独特で す。
ウェイトのないフライ(毛ばり)をキャストするために、ラインの自重を使うからです。
一般的なフライのラインシステムは、
・バッキングライン(下巻きライン)
・フライライン(メインライン)
・リーダー
・ティペット(ハリス)
となりますが、種類が多すぎですよね。
今回はお手軽・簡単がテーマ!
フライライン と リーダー のみでやってみましょう。
フライライン
種類が豊富で迷ってしまうのですが、極力シンプルに紹介します。
フライラインは、DT-3F や WF- 5S などと表記されます。
解読してみましょう。
DT = タブルテーパー(形状)
3 = 重さ
F = フローティング(タイプ)
形状・重さ・タイプの 3つ を基準に選びます。
1つずつ見ていきましょう。
形状
フライラインは形状が特殊で、1本のラインで太い部分と細い部分が存在(テーパード形状)します。
大きく分けて3種類。
・ DT(ダブルテーパー) = スタンダード
・ WF(ウェイトフォワード) = 遠投用
・ ST(シューティングテーパー) = 超遠投用
オススメは DT(ダブルテーパー)ライン。
初めてでも扱いやすく、その名の通り両端が細くなるテーパード形状になっています。
ラインが劣化したら、ひっくり返して巻き直せば、繰り返し使えるのでコスパもGOOD!!
重さ
数字で表記されます。
1(軽い・細い)>>>>>>> 10(重い・太い)
となります。
選び方はロッドと同じ番手(数字)でOK。
簡単ですね。
タイプ
こちらは2種類。
・フローティングタイプ(浮くライン)
・シンキングタイプ(沈むライン)
フローティングでいきましょう。
今回はルースニング(ウキ釣り)です。
ウキから下のラインを沈めるんですが、後述のリーダーだけでも3m以上になるので、フライラインは沈める必要がありません。
浮いていた方が視認性も高く、ドライフライ(浮く毛ばり)の釣りへの転用も可能なのでフローティングでいきましょう。
まとめるとオススメフライラインはこちら。
DT-5F ですね。
最初は視認性の高いラインが扱いやすいので、目立つカラーを選びましょう。
リーダー
フライラインは太く、目立つので先端にクリアカラーのリーダーを結びます。
これまた特殊な形状で、先端に向かって細くなる テーパー形状 です。
このテーパ-形状が、スムーズに力の伝達をし、フライをキャストしやすくなります。
番手
リーダーにも太さ ※ 先端の太さ によって番手があり、数字 + X で表記されます。
0X(太い)>>>>>>>> 10X(細い)
管理釣り場に関して言えば、4X(1号)~6X(0.6号)くらいが基準となります。
真ん中とって、5Xでいきましょう。。
長さ
7.5フィート 〜 9フィート が一般的です。
長い方が、魚に違和感を与えづらいですが、キャストが難しくなります。
しかし今回は、ティペット(ハリス)なしのお手軽・簡単フィッシングなので、長めの9ftリーダーを使います。
素材は、ナイロンとフロロカーボンがありますが、ナイロンでOKです。
インディケーター(ウキ)
今回はルースニング(ウキ釣り)なので、インディケーター(ウキ)も必要です。
これまたたくさんの種類があり、値段も様々。
コスパ重視でいきましょう。
こちらは視認性も高く、スチロール素材なので浮力も抜群。
何と言ってもお安い。。¥200- くらいです。
フライ
最後にフライ(毛ばり)です。
これまたたくさんの種類がありますが、管釣りルースニングであれば、マラブー1択 です。
フライの楽しさに目覚めた方は、自作してみるのもいいのでは。
まとめ
さぁ、これでフライフィッシングに必要なタックルは揃いました。
タックルを個別に紹介しましたが、全てがパッケージングされた エントリーセット もあります。
フライフィッシングに興味はあるけど、敷居が高くタックルも高価なのでは・・・と、二の足を踏んでいた方も多いのではないでしょうか?
エントリーモデルでも必要十分ですよぉ。
そして楽しいです、フライフィッシング!
次回は、
簡単・お手軽なフライタックルセッティング編です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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コメント
derasan様
こんばんは、フライフィッシング憧れますねー。
以前408clubでみたベテランフライマンのスペイキャストが忘れられません。4m近いダブルハンドロッドを巧みに使い、綺麗なロールで数十メートル飛ばし60超のロックトラウトを釣り上げたのにはシビれました!
いつかはあんな本格的なのにも挑戦してみたいですね。
スズミ800 様
コメントありがとうございます。
綺麗なキャスティング憧れますよね〜。
キャスティングの優雅さに魅了され始めたのがきっかけでした。
ニュージーランドで、キングサーモン釣ってみたいです。。