皆さん、早速ですが、” バリスティックFW ” ってご存知ですか?
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スペインのサッカーチーム?
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違います。。
管釣り界で、バリスティックといえば、ダイワから発売されている、スピニングリールのことですよね。
’19バリスティックFW LT2500S-C
バリスティクは、2019年に発売された、FW(FW = 淡水)専用スピニングリールです。
グレード的には、ミドルクラスの位置づけで セオリーの上、ルビアスの下くらいですかね。
’17セオリーの過去記事はこちら ↓
’20ルビアスの過去記事はこちら ↓
バリスティックには、FWモデルの他に海水での使用も可能な ” FW ” のつかないモデルもあります。
姉妹リール?になるのかな。。
バリスティックFWは、サイズ展開が少なく1000番~2500番の4モデルとなります。
紹介するモデルは、LT2500S-C で管釣りにはちょいと大きめの番手です。
スペック
LT2500S-C
巻き取り長:73cm
ギア比 :5.2
自重 :165g
最大ドラグ:5kg
ベアリング:7/1
ハンドル長:45mm
価格 ¥34,000- (税抜き)※2020年4月 現在
made in は、
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中国 でした。。
ガンメタのボディにブラックスプール、差し色のゴールドも非常に渋い!!やんちゃな大人って感じです。
人に例えると完全に ” ジロー・ラモ ” です。。
バリスティックは、新規発売モデルのため過去モデルとの比較はできませんが、ダイワのNEWコンセプトLT(ライト&タフ)がしっかり形になっていますね。
重量も165g と一昔前のモデルでは考えられない軽さです。
単純比較はできませんが、’17セオリー2506 が185gなので、バリスティックがいかに軽量であるかがわかります。
LTモデルはスプール径が小さくなったことも軽量化の要因ですね。
各部重量は
スプール ※PEライン含む
28.7g
ハンドル ※ハンドルノブは、ザイオンハンドルノブに変更
16.1g
ダイワ テクノロジーもてんこ盛り
・エアローター
・ATD(オートマチックドラグシステム)
・ロングキャストABS
・ツイストバスター etc
またLT機種なので、
・パーフェクトラインストッパー
・大型ドラグノブ
などなど・・・。
ここまでは、いつもの感じなのですが、個人的に1番気になったのが、マグシールドレスという事。
マグシールドレス
マグシールドとは・・・
マグシールドとは、ダイワ製のリールに搭載されている新しい防水機能の名称。開発以前のリールにも防水機能は施されていましたが、その多くは隙間にゴムパッキンを挟むことにより防水していたため、回転軸との摩擦などにより、ハンドルの回転が重くなってしまうような問題点がありました。
マグシールドでは、ボールベアリングを磁性流体で保護することにより、パッキンによる防水機能を廃し、リールの操作性能を損なうことなく防水性能を高めた画期的な防水機能です。
TSURIHACKより引用
簡単にまとめると、ダイワ独自の最新防水・防塵機能ってことですね。
マグシールドが必要な環境とされているのが、海水をかぶる場所での釣り、強風下でのちり・ほこりなどが発生する場所での釣りです。
トラウト管理釣り場に限定して言えば、海水とは無縁。強風時に土・砂ぼこりが発生する事もあるかと思いますが、自然のフィールドに比べれば可能性は低いのではないでしょうか。
もちろん、チリやホコリ がまったく 0 の環境なんて存在しないので、マグシールドがあるほうが安心かもしれませんが、マグシールドレスでのメリットの方が自分には大きいですね
それは、巻きが軽くなること!!
特に巻きだし(初動)が軽いと感じてます。
巻き(初動含め)が軽い事のメリットは、
1 巻き合わせしやすい
2 リールアクションのレスポンスがいい
3 ハイエンドリール(持っていませんが)っぽい・・・・
個人的には、1の巻き合わせがしやすいが最大のメリットですね。
管釣りでは、ロッドでの大あわせは禁物です。
ロッドで大きく煽ってあわせると、ルアーが自分に向かって飛んでくる事がありとても危険。
また、大きくあわせるとルアーが大きく動くので、フッキングミスした場合、魚がルアーを見失い追い食いの可能性が低くなります。
そのため、巻きあわせ + 小さなロッドあわせ が重要です。
バリスティックFWは巻きだしが軽いので、巻き合わせがしやすいですし、ハンドル操作からルアーに伝わるまでのタイムラグが少なく感じます。
唯一気になる点と言えば、
・軽すぎるが故に一定巻きが難しい ※巻きが軽いので、特にスローに引く際にプルプルしてしまい、ルアーがぶれる感じ
ただ、これは自分のスキル不足なだけなので、参考程度に・・・
まとめ
’20 ルビアスの華々しいモデルチェンジによって、若干話題性に欠けるバリスティックFWですが、ポテンシャルも高く、ルビアスともしっかり棲み分けができているリールだと感じました。巻きの軽さでは、マグシールドレスのバリスティックFWが一つ抜きに出ています。
淡水専用となっていますが、海水を浴びることの少ない漁港でのアジング・メバリングなどでは問題なく、非常に汎用性の高いリールです
ルビアスと実質販売価格差が ¥2,000- 程度なので、ビアスばかりが話題にあがりますが、バリスティックFWも非常に満足度の高いリールです。
選択肢の1つに入れてみてはいかがでしょうか?
以上、ダイワ ’19バリスティック LT2500S-C でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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