前回まで:
嫁と子供を引き連れて挑んだ初管釣り、ここまでの釣果は 0 。
家族でチームジャイアンを結成し、後半戦に臨みます。
そんな時、一筋の光が射す?のか・・・
前回まではこちら ↓
前回に続き、駄文が続きます。優しい気持ちでお読みください。
チーム ジャイアン崩壊
魚からのあたりもさわりもない、まさに あたりさわりない時間が続き、さらには雨も降りだし、家族のモチベーションは地に落ちつつあります。
嫁さん・・・木の下でスマホいじりだしました。
子供達・・・レンタルロッドを置き、逃亡しました
家族管釣りあるあるですね。。
チーム ジャイアン崩壊です。
しかし、ジャイアン、いや 私 は負けません。釣りを続けます。
それはなぜか?
不朽の名作 ”ドラえもん” を思い出してください。
毎週のTV放送では、ジャイアンは悪者(個人の感想)ですが、映画では非常に頼りになる存在です。
なぜならば、ジャイアンはあきらめずに一生懸命戦うからです。
私も戦います、ここで1匹釣り上げる事ができたならば、子供達のヒーローです。
羨望のまなざしで見つめられ、少なくとも今後1週間は、私の言うことを聞いてくれるでしょう。
そうと決まれば、即行動です。
釣れている方をじっくりと観察し、すべてを模倣してキャストを繰り返します。
鬼の形相で釣りを続けます。
釣れない。。ならばポイント移動です。
柔軟に対応します。
上流の方が、新鮮な釣れる魚がいるのではないか・・・?
完全に 流しそうめんの思考 です。
謎のルアーマン
爆釣ポイントを探し、ルアーエリアの最上流部までやってきました。
するとここで、逃亡中の子供を発見。
何やら 若手のルアーマン と楽しそうにしています、一瞬不安がよぎります。
新手の管釣り誘拐でしょうか。魚で誘い、何をするんだ、若手のルアーマン!!
岩場の陰から、気づかれぬように観察します。
どうやら、自分のロッドを子供に持たせ釣り方を教えている。
なんと心優しい ジェントル (ルアー)マン!!
しかし私だって負けていません。
自分のロッド(レンタルですが・・)を持たせ、レクチャーだってしました。
ここまでは 完全イーブン です。
「戻ってこい、戻ってこい、お父さんのほうが優しいよ・・・、おやつもあるよ・・・」
心の叫びが漏れています。
でも私には自信がありました
「ふふっ、若手のルアーマンよ、子供にそう簡単に釣らせることはできんよ」※2時間も予習(ネットで・・)した私にだって難しいのだから
「しかもうちの子は、異常に飽きっぽいのだ、集中力なんてあったモンじゃ・・・・」
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釣れました。子供が・・・、たった3投で。。。
「ポ、ポイントの問題だな・・」
と 前向きな解釈 で、子供とルアーマンのもとに近づきます。
子供とルアーマンに、挨拶をし隣に入ります。
子供は素っ気ない態度、
「おぉ~ぃ、お父さんはここですよぉ」
と思いながらも、私も素っ気ない態度で返します。
このポイントならば爆釣なはず、なんせ子供が釣れてるんですから・・・
30分経過。。。
釣れません。隣のルアーマンは、爆釣です。。
横目で、ルアーマンの使っているルアーのカラーに寄せていきますが、
つ、釣れない。。
同じようなスプーンを使っているのに、釣れない。
さらに30分。。
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釣れません。。。
なんなら、子供から アドバイス もいただきました・・・
ありがとうございました。
懲りずに 追加で30分。。。
不思議なもんで、釣れないときは逃亡する子供も、釣れるとずっと釣りできるんですね・・・
ちなみに私は、逃げ出したい気分です。
” 隣で爆釣ルアーマン
それ見て楽しむ
我が息子 ”
心の俳句まで完成です。
父の威厳はどことやら、まさに 公開処刑 です!
当初の卑しい目的は一旦忘れましょう、一刻も早くこの場を去らなければいけません。このままでは、明日から自宅で村八分になります。。
そんな私は、ついに必殺技を繰り出します。
「そろそろ帰るぞ~!!」
帰宅命令 発動です。
子供達はもちろん言う事を聞きません、なんならちょっと怒ってます。
「帰りたくない、もっと釣りしたい」と、
そりゃそうでしょうね、子供は釣れてますから・・・
何なんでしょう、この気まずい感じ。。
ルアーマンもなんか気まずそう。
しぶしぶ子供達は、帰宅命令を受け入れます。
ルアーマンとの別れを名残惜しそうに、釣り場をあとにしました。
大敗からのどハマリ
釣果。。
言わずもがなですが、午後からの半日券で、
丸 ボウズ ※子供1匹
まぁ、言うまでもなく帰りの車中は・・・、でした。。。
でも今思えばこの初管釣りで火がつき、気づけばどっぷりとはまっています。
恐るべし管釣り。
ボウズがあるから今がある、釣れないからこそ次がある・・・・。
日々精進!!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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