みなさん、管釣りシーズンに本格突入しましたが、いかがお過ごしでしょうか?
そして、早速ですがご提案があります。
管釣りをもっと気軽に手軽に楽しんでみませんか??
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モバイルロッドという選択
通販番組の誘い文句のようにスタートしましたが、今回ご紹介するのは、モバイルロッドです。
モバイルロッドとは、その名の通り持ち運びに便利なようにコンパクトに収納できるロッドのこと。
通常管釣りで使うトラウトロッドは、2本に分かれる2ピースのものが多いですが、モバイルロッドは、4ピースや5ピースに分かれます。
その他にも、振り出し式のロッドもモバイルロッドに分類されます。
以前ご紹介した、釣具屋ダイソーの釣竿セットもこの振り出し式のモバイルロッドになります。
こういったモバイルロッドは、持ち運びの手軽さに特化しているため、一般的な2ピースロッドなどに比べると、感度が悪い・しなりが不自然・重い などと言われています。
が、しかし。
何かと荷物の多い管釣りに、モバイルロッドを採用すれば、もっともっと気軽に手軽に管釣りが楽しめるのではないかと思っています。
そこで今回は、実際にモバイルロッド1本で管釣りに行ってみた!!
っていう記事です。。。。
メジャークラフト トラパラ ネイティブ 振出モデル 505UL
今回ご紹介するのは、管釣ラーの強い味方「メジャークラフト」
ロッドを中心に展開する釣具メーカーで、コスパがなかなかよろしいGOODメーカーです。
私も、メジャークラフトのロッドは何本か使ってきました。
どのロッドも、コスパが良く、耐久性も申し分ないロッドです。
もちろん、ハイエンドロッドと比べると、正直ツッコミどころはありますが、コスパ最強なので、ヤボなことは言いません。
前置きが長くなりましたが、今回ご紹介のロッドは・・・。
トラパラ 振出モデル TXST-505UL
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メジャークラフトは、トラパラの他にも多くの振り出しモデルがあります。
アジング用の振り出しと悩みましたが、仕舞寸法と見た目からトラパラをチョイス。
スペック
それでは、スペックを確認していきましょう。
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メーカーホームページのスペックは上記ですが、私がもっと気にしたのは、ロッド重量。
どこを探しても、ロッド重量の記載がないんですよね・・・・。
実物を確認したくて、大手釣具量販店を5店舗廻りましたが、どこも在庫なし。
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ルアーフィッシングでは、1日で何百回とキャストをします。
少しでも、軽い方がいいのは間違いありません。
管釣りで、軽さは正義 ですからね。
実店舗にないものはしょうがないってことで、amazonで購入。
定価は、9,460円ですが、実売、8,000円前後。ありがたやですね。
モバイルロッドだけあって、セミハードケースが付属します。ケース外寸は42cm
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このケースの素晴らしいのが、程よく硬いところ。
最初は、硬すぎかな・・・。と思いましたが、その分しっかりとロッドを守ってくれそうです。
そして、衝撃の仕舞寸法。
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なんと、38cm。
この世に存在する、数ある振り出しモデルの中でも、最短クラスではないでしょうか?
モバイルロッドは、持ち運びしやすくて ”なんぼ” なので、これは素晴らしい!!
そして、メーカースペックには記載のない重量。
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65g
勝手に、50g代を期待していましたが、65gなら十分合格点。
私の愛機、ルビアス エアアリティと組み合わせると、アンダー220g。
この重量ならば、一日キャストしても問題なしですね。
続いてリールシートをチェック。
トラパラ エリアモデルにありがちな安っぽさはありません。ピアノブラック塗装に、メーカーロゴ。なんなら、ちょっと高級感さえ漂ってます。
※参考にトラパラ エリアモデル 2ピースも載せときます
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リールの固定は、上部コルク部分を回して固定。コルクの状態もそこまで悪くありません。
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お次はガイド。
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ガイド数は、6つ。その内 4つが流動式。
ガイドに関しては、若干のチープ感は否めませんが、この価格では十分合格点。
振り出しモデルなので、ティップカバーも付属しますが、ティップがあたる先端には、しっかりとスポンジで貼られています。
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そして、気になるロッドの調子。メーカースペックでは、ファーストテーパーですが・・・。
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うん、しっかりファーストテーパーです。
ロッド全体では、バットはしっかり硬く、ベリーからティップにかけて、”しなやかさ” が急に増します。これは、バットパワーも十分そうだし、しなやかなティップで、ヒット後の追従性も良さそうですね。
どちらかといえば、積極的に掛けていく釣りに向いている感じ。
個人的なファーストインプレッションは、かなりの高得点。
実際の使用感が気になります。
使ってみて
ってことで、早速使ってみました。
場所は、しらこばと水上公園の流水プール。朝イチからの2時間チャレンジ。
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前日に久しぶりの雨が降り、朝イチは霧のかかるコンディション。
結論から言うと・・・。
GOODです!!
まずは、とにかく釣行の準備が楽。そして、荷物が軽い。
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このセットに、ルアーケースと小物類。だけですからね。
今までは、大きなタックルボックスをカートに乗せて、ロッドを、数本・・・。
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準備に時間はかかるし、段差は気になるし・・・。などなど。
荷物が少ないと、こんなに楽なのかと思いましたよ。
そして、実釣。
使うルアーは、バベルエース。
先日のしらこばとでも実績のあるバベル。
あわせるリールは、バリスティック1000番にPE 0.06号。
まず、飛距離は問題なし。そして、ライン変化のアタリもしっかりあわせられ、そして掛かります。
バットからベリーにかけて十分に硬いので、釣り手のアクションにもしっかり付いてくる印象。
また、ティップが柔軟なので、掛けてからのバラシが少ないようにも感じました。
ただ、縦釣り用のロッドと比べると、ロッドのダイレクト感は弱いですね。元々、用途が違うので、縦釣ロッドと比較すること自体がアレなんですけどね・・・。
そしてこのロッドは、トラパラのネイティブモデルなので、ミノーも使ってみましたが、ショートレングスと相まって、キャストフィールも良く、狙ったところにキャストできましたね。ミノーもキビキビ動かすことができます。
この日はマスくんの活性も良く、2時間程度で、キャッチ41本・バラシ6本と、私にとっては、出来過ぎの釣果。5 ftのショートレングスなので、手返し良く釣り続けられました。
大規模な釣り場ではもうちょっと長さが欲しいところですが、プールフィッシングや小規模な管釣り、または、リヴァスポット早戸などのストリームタイプの管釣りでは、かなり使えると感じました。
まとめ
まだ、数回の実釣ですが、私なりの考えをまとめます。
モバイルロッドをオススメ
・荷物を極力減らしたい
・気軽に管釣りを楽しみたい
・ルアーチェンジが苦にならない
・ロッドパフォーマンスより身軽さを優先したい
モバイルロッドをオススメしない
・釣り方に合わせたロッドチョイスをする
・ルアーに合わせて複数のラインを使う
・感度、使用感を突き詰めたタックルを使いたい
・状況に合わせて、万全の装備で臨みたい
準備の時間や、タックルの重量が気にならない方ならば、間違いなくモバイルロッドは不要です。しかし、気軽に、手軽に、短時間での釣行をされる方には、全力でオススメします。
私の場合、タックル以外にも動画撮影用の機材がそこそこあるので、今後は振り出しロッド釣行が増えそうな予感。
気になる方は、是非是非チャレンジしてみてくださいませぇ!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また、YouTubeでも紹介していますので、よろしければどぞっ!
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