皆さん、早速ですが、ルアー作ってますか？
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え？ 何言ってんの！？
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ルアーなんて作れないよ！無理無理！
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そんなことありません。。
自分で作ったルアーで釣れれば、きっと嬉しさ100倍。。ってことで自作ルアーのチャレンジ報告です
ルアーなんて作れるの？
「ルアーは買う物で、作る物ではないでしょ！」
Me too 。。と思っていました。
しかし、管釣りではルアーを自作し、釣りを楽しんでいる方は意外と多いようです。
比較的簡単なものから、非常に手の込んだ物まで様々です。
そんな中で自作ルアー ビルダーと言えばこのかた。
管釣り界では知らぬ物のいない、有名ルアー ” カラコン ” を世に送り出した奇才、貧乏釣り部員 五時レンジャー様
超激遅フォールで爆釣必至のカラコンですが、今でも品薄状態が続く人気商品、いつか使ってみたいルアーです。カラコン以外にも、多くのルアーを自作されています。見てるとワクワクしますよぉ。。
しかし残念ながら私には、 0 からルアーを作る ”ひらめき” と ”知識” がないので、まずは作りやすいであろう ”フェザージグ” からチャレンジしてみます。
フェザージグ
フェザージグは、重りと針が一体になったジグヘッドに動物の毛・羽（フェザー）を巻いたルアーです。
簡単に言うと、毛針と重りが1つになったルアーで、重りが付いている事で通常のルアータックルでもキャストする事ができます。
管釣り界でも、多くのメーカーがフェザージグを販売しています。
「初心者向き」とか、「簡単に釣れる」などのうたい文句ですが、調べてみると非常に奥が深く、その世界にはまる方も多いようです
自作の参考に、1つ買ってみようと思ったのですが、これまたいいお値段です・・・
ネット画像で我慢しましょ。。
今回は手始めに、管釣りフェザージグや管釣りのフライではオーソドックスな ”ビーズヘッドマラブー” を巻いてみます。
ちなみに、毛針を巻く事を ”タイイング ” というそうです、かっけぇっス！！多用していきます。。
準備するもの
ネットで情報を調べ、タイイングに必要なアイテムを揃えてみました。
まずは TOOL
タイイングバイス
ジグヘッドを挟む万力のようなもので、お値段もピンキリのようですね。。
ボビン
ベースとなる糸（スレッド）を巻き易くするツール
糸の出るテンションを調整できる優れもの
ハーフヒッチャー
スレッド（糸）を結ぶためのツール、ハーフヒッチができるツールなので、ハーフヒッチャー・・・ 安易なネーミング
その他、爪楊枝、はさみ、セメダイン
材料（マテリアル）
ジグヘッド
ジグヘッドってウエイトのバリエーションが豊富なんですねぇ
今回は 0.3g を使ってみます。
スレッド
下巻きに使う糸、裁縫用でも代用できるとかできないとか・・・
マラブー（イエロー）
鳥の羽を黄色に着色したもの、カラーバリエーションは多いですが、今回はイエローをチョイス
※元々はアフリカハゲコウ（コウノトリの一種）という鳥の羽をさすが、現在は捕獲禁止のため七面鳥の羽が多い
シェニール
シェニールは、ジグヘッドのシャンク（直線の部分）に巻くマテリアルで
カラバリエーションも豊富ですが、今回はオリーブでいきます
ビーズ
頭につける金色の玉
専用品もありますが、高いので今回はダイソーの手芸用品でいきます
バイスは、￥3,000- くらいですが、その他は数百円でほとんど揃いました。
あら？自作ってめっちゃ安い？？？
巻いてみましょう
実際に ” ビーズヘッドマラブー ” を巻いて・・・、もとい、タイイング してみましょう！
ビーズをフックに通す
はじめにフックにビーズを通しジグヘッド後方へセット
バイスにジグヘッドを固定
このとき、フックの先端はバイスから出ないようにするのがコツです
スレッドを巻いていきます
アイ（スナップをつける穴）側から巻いていきます、フックの曲がり始めくらいまでしっかり巻いていきます
マラブーを巻く
羽の根元の20本くらいをちぎります
きれいにまとめて、フックに乗せて上からスレッドを巻いて固定します
シェニール取り付け
シェニールを後方にセットしスレッドで固定
シェニールを前方に向かって隙間なく巻き、上からスレッドで固定し、余分なシェニールをカット
ハーフヒッチ
スレッドをアイまで移動し、アイに数回巻き付けます
ハーフヒッチャーを使い、数回ハーフヒッチで固定し、余分なスレッドをカット
セメダインで接着
爪楊枝でセメダインをアイのスレッドに塗り終了
この時、アイがセメダインで埋まってしまわないように、爪楊枝をアイにさしておくと無問題です
完成
難しいかなと思ったけど、やってみると簡単。
楽しくなって、いろいろタイイングしてみました。
マテリアルを変えたり、ジグヘッドのウエイトを変えたりと・・・、うん、面白いし奥深し！！
使ってみて
冬場のプール（川越水上・さいたま水上）フィッシングで使ってみました
手探りなので、いろいろなパターンを試します
・タダ巻き
スプーンの感覚（1.8gくらいのイメージ）で巻いてみます、バイトはあるがのらない・・・
・デッドスロー ストップ＆ゴー
0.3gというウエイトを加味し、マイクロスプーン感覚でデットスロー巻き、ポーズをいれてみます。
すると、バイトの数が格段に増え、フッキングもしっかり決まります。
また、巻き上げでのバイトも多く、フェザー回収時の足下でも好調でした。
・ボトム系
ボトムバンプ・ボトムステイ・デジ巻きなど試しましたが、あまりいい反応は得られませんでした。
プールのため、ボトムの藻に埋もれてしまったんですかねぇ・・・
・ドリフト（流れにのせる）＆バンプ
そのときにあったレンジでドリフトし、時々 ”チョンチョン” とロッドを数センチ煽る or ロッドを人差し指で叩くと、チョンチョンの後にバイトが多発しました、ドリフトしてるだけでもバイトは多かったです。
フェザー自体が、ゆらゆらと揺れるので、大きなアクションは必要がないんですかねぇ・・・
バイトのでかたは、ライン8：感度：2 くらい割合なので、ラインであたりをとる事が必須って感じでした。
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個人的に反応がよかったのは、
1 ドリフト＆バンプ
2 デッドスロー ストップ＆ゴー
3 タダ巻き
4 ボトム系
の順番ですかね。。
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どの釣り方でも共通していたのが、あわせ方が縦釣りに似ている、ということ。自動フッキングも多いですが、どちらかというと積極的に掛けていく釣りでした。
また、川越水上公園（多目的プール）とさいたま水上公園（小型変形プール）で使ってみたのですが、圧倒的にさいたま水上公園のほうが高反応でした。
おそらく、川越の多目的プールは常時フライフィッシング可能なので、フライフィッシング不可のさいたま水上公園の小型変形よりは、フェザー系にスレているからではないかと思われます。
まとめ
初心者向け・釣れないときの最終兵器 などと言われる事が多いフェザーージグですが、たしかにバイトは多くその分チャンスは広がります。ただ、フェザーに限ったことではありませんが、そのときにマッチした釣り方でないと釣れないし、しっかりあわせないと、バイトがあってもフッキングできないな と感じました。
やっぱり釣りは奥が深くてたのしい。。
今回フェザージグを自作してみて最大のメリットは、とにかくコスパがいいこと。
バイスやマテリアルを揃えるのに、数千円はかかりますが、1袋 ￥600- 程度のマラブーでしこたま作れます
なんなら、バイスなくても作ってる方もいます。
単純計算で、フェザージグ 1個あたり 100円弱です。※管釣りマニア調べ
また、自作ルアーで釣れると嬉しさ100倍です、釣れなくても「次はフェザーの色変えて、フックサイズ下げて・・・」などなど、釣り好きにはたまらない時間を過ごせます。
作って楽しい、釣れて楽しい、お財布にも優しい！！
是非チャレンジしてみてはいかがでしょうかぁ。。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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